日々のこと

 最近、旅に出てない。近県にも出かけていない。

 

 本州最北端の地に在住の私は、仙台までなら車で、それ以上南下するとき(関東圏)なら新幹線、さらに西に向かうときはさすがに飛行機で移動します。

 

 昨年はさすがに無理でしたが、その前までは毎年、3月4月あたりに関西圏に旅行してました。

 関西って、私からすればTVでしか見たことのない異国の地です。ま、関西圏の方たちからすれば、こちらだって未開の地でしょうけどね。

 

 いろいろ行った中で、印象が良かったところは「奈良」と「姫路」です。

 どちらも歴史的文化財の多い観光地ですが、なんだろうな……街の規模と観光客の密度が、ちょうどいい感じ。

 

 京都は見るところたくさんあって、何度でもチャレンジしたくなるけれど、ふらり気ままに旅をするという雰囲気じゃない。気合い入れて臨まないと、って気になります。

 神戸はおしゃれ。散策して楽しいけど、何度もチャレンジという感じではなかった。

 大阪は……面白いよね、いろいろな意味で。天王寺付近はなかなかのカオスだった(あくまで個人の感想です)

 

 

 奈良は、高校の修学旅行のときに一度訪れて、おととし訪れたときはそれ以来の二度目でした。

 一緒に行った友人は高校教師なので、修学旅行の引率で頻繁に訪れているのでたいして感動もしていませんでしたが、私はもう、高校時代に戻ったような感覚に陥りました。

 良い意味で、街が変わってない。

 そして鹿さん。ちなみに私はそのとき、子鹿に足を踏まれ身動き取れず。

 ナメられてたんだろうか私……。でも至近距離で可愛かったから、踏まれたままじっとしていました。どM。

 

 姫路はやっぱりお城ですよね。大阪から電車で移動して、向かうその車窓からはるか遠くにお城の姿が見えたとき、本当に感動しました。

 圧倒的存在感。

 観光客でごった返し、城内を観覧するのに膨大な時間を要しましたが、待っている間でさえも見ごたえがありました。

 街並みがとてもきれいで、駅からまっすぐに行けばたどり着けるのもイイ。

 

 案内が分かりやすく迷わない、ってホント重要ですよね。奈良も姫路もその辺はさすが。文句なし。

 大阪は……しょっちゅう迷ってた記憶が。だから、カオスなんですって。でも、旅をするならそういうほうが楽しかったりするから不思議なものです。

 

 今度はぜひ、四国九州にチャレンジしたいなー、と目論んでいます。

 早く自由に旅できるといいね。

更新情報

 ようやく後編UPです。長かった……思いがけず前中後編の三分割となりました。
 

更新情報

 前後編の二分割と言ってましたが、結果的に三分割となりました。
 ということで、今回の更新は(2)の中編となります。

日々のこと

 本社で行われる月イチの定例会議のことです。

 おとといがその日でした。

 私は参加者20名中の紅一点で、発表する側の末席にいつもいるのですが、とある重役の一人に、会議資料が分かりにくいと会議中に指摘を受け、改善するように言われました。

 でもそれ、事前に提出するデータにはちゃんと載せているのですが、会議資料にまとめる担当が都合のいいように抜粋しているので、私を責められても……と思ったのですが、「わきまえて」、表向き素直に謝罪しました。

 日常茶飯事。もう慣れています。

 会議が終わるといつもぐったりして、趣味の創作もやる気が起きなくなってしまいます。

 しかし昨日、別件で本社を訪れたとき、おとといの会議に出席されていた別の重役と遭遇し、会議での一件について、声をかけられたのです。

「社長があなたに任せてやらせていることに、ああやってわざわざ会議の最中に、資料の作り方がいいとか悪いとか、そんなことをいちいち口出しするのはおかしいと思うよ」

 なんというか……年齢とか性別とか関係なく、ちゃんと分かっていて見てくれている人はいるんだな、と嬉しく思いました。

 本当に難しい問題なのだと思います。

 普段から会議用データの一部を抜粋されて使われるのだって、軽視されてるなって思います。

 軽視するなら別に軽視されてもいいんです。

 だったら会議もスルーしてくれればいいのに、と思います。

 いちいち突っかかってこられても困りますねー。

 理解してくれる人もいる。それで充分です。

更新情報

 前後編に分けた「懺悔の章」(2)は、とりあえず前編UPしました。

只今執筆中

 懺悔の章は最終話だけあって、怒濤の展開だということを、今更ながらに気づいてしまい、底無し沼にはまっています。

 

 はたして、自分の筆力で書ききれるんだろうか。うーん。

 扱いが難しいエピソードばかりで……ストーリーの流れ自体は決まっているんですけど、どう表現していくのがベストなのか試行錯誤して、何度も書き足したり削ったりの繰り返しで、なかなか納得いく文章になりません。

 

 本当は、さらっと書きたいんです。こんな話の内容ですけど。

 余計な描写を入れず、サクサク書きたい。

 でもそこをさらっとサクサクしちゃうと、ラストが薄っぺらくなってしまう気がする。

 長いお話を紡いできたからこその「結末」を迎えるためには、丁寧に書いておかないと。

 

 ジャンルが違うもので例えるのはアレなんですが、映画でいうところの「ロード・オブ・ザ・リング三部作」のような感じです。

 何気ないホビット村の日常から始まり、その使命の大きさに気づかないながらも滅びの山に指輪を捨てにいく旅に出る。

 その二人を支える大人の仲間がいて、最終的にはいろいろな意味での「ハッピーエンド」に至るわけです。

 

 あのラストだって、長い旅を経てきたからこその感慨があるわけです。

 幾多の試練を乗り越えてたどり着いた先にあるもの。

 

 

 「天&悪」シリーズも、ここまで書いてきた以上、そうでありたいと願うのです。

 もうラストは決まっていて、それに向かって走っている状態ですが、 これからがシリーズ完結に向けての正念場です。

 

 華音ちゃんに目一杯頑張ってもらおう……

(ついでに富士川&赤城&高野、そしてもちろん彼にも)

 

只今執筆中

 久々に、今週末は時間が取れそうなので、いろいろと作業を進めようと思います。

 

 脳を働かせるには良質な糖分の補給が必要――ということで、バレンタインのときに自分用として買ったチョコレートを開封。

 毎年バレンタインには、部下の若い衆に、それぞれ違うチョコレートを贈っているのですが、いつもそれを二つずつ購入して、味見用に私が各一つずつ食べる、ということをしています。

 つまり。購入したチョコレートの半分は、私が食べている!(結構な衝撃的事実)

 さすがに一度には食べません。賞味期限が近い順に、2か月くらいかけておやつとして食べるのです。幸せ。

 

 贈り物をする以上、味に失礼があってはいけないという思いから「味見」と称してそうしているのですが、ここ最近は、自分が食べてみたいものを二つずつ買って、若い衆には「お前たちはこの中から好きなの食っとけよ」という感じで渡すので、すでに味見のためではなく、完全に私がチョコレートを楽しみたいだけ……という噂が。

 

 ということで、今日の執筆のお供は、FOUCHERの「キューピッドの恋」という見た目がピンクや赤のフルーティーなセット。

 コーヒー、淹れてこよう。

只今執筆中

 一応ですね、TwitterもインスタもFacebookもアカウントは持ってるんですけど。

 ほぼ、見るだけ。発信はしないです。

 理由。めんどくさいから。

 リアル友達のフォローもしません。友達とのやり取りはLINEで充分。

 

 最近、投稿サイトさんで作品を公開していく中で、なんかもう、Twitterを駆使するのは当たり前的な風潮に見えたので、とりあえずチャレンジしてみようかと重い腰を上げたものの……

 

 や、めんどくさい(2回目)

 

 自分から発信するのがめんどくさい――のは、まだ自分の自由だから良いんですが。

 

 ここは自分のサイトのブログだから、ぶっちゃけて言いますが……

 

 創作界隈の人たちって、めんどくさい人多いな。

 ホント、めんどくさい……(3回目)

 

 いや、今に始まったことじゃないですよね。

 個人サイト全盛期のころから、そういった人は存在してました。確かに。

 

 いやー、創作って、もっと自由で良いのでは……? なんて思いながら、タイムライン眺めてます。

 

 ランキング上位の作品が、人気作品として認識されて、書籍化されている人。

 自分の作品を読んでくれる人が少なくて、落ち込んでる人。

 

 気持ちは分かりますよ。人気の大小が、自分への評価の大小に直結しているように思えてしまうから、こんなにイイものを書いているのに評価されない……ってなってしまう。

 人気が欲しいから、流行しているジャンルを研究して作品を生み出す――それはそれでありだと思います。自分の評価を上げたいって、誰しもが思いますから。

 たとえ読まれなくても、自分で書きたいものを書く――それもありだと思います。自分で書きたいものを書いているのは楽しいですから。

 

 それぞれポリシーをもって、活動をすればいいだけだと思うんですけどね。

 流行作家=人気者=ページビューが桁違い(目立つ分、アンチも発生)

 でも。それを羨んだり妬んだりするのは、ちょっと違うかなーと思います。

 いや、羨むのはのはいいんですよ。それが創作の原動力になることもあると思うので。

 ただ、それは心の中に秘めておけばいい話で、わざわざ発信しなくてもいいのでは…と思います。

 流行作家さんも、やたらとページビューのアピールしたりしてますが、いやー時代は変わりましたね。

  私はそれ、恥ずかしくて、とてもじゃないけど無理だなあ。

 いつの間に、それが当たり前になったんだろう。わからん。浦島太郎状態だー。

 という感じで、あくまで私的なSNS雑感でした。

 

 

 ま、私もあれこれ言ってますが、もうちょっとだけ発信を頑張ってみたい……です。はい。

クラシック音楽マニア

 世界のピアノメーカーの御三家、と呼ばれているのが

 

 スタインウェイ

 ベヒシュタイン

 ベーゼンドルファー

 

 この中で、「天&悪」の作中に登場しているのは「スタインウェイ」と「ベヒシュタイン」です。

 スタインウェイのピアノは、結構、コンサートホールで導入されているので、意識的ではなくても、見かけたことのある方は多いと思います。

 そういえば昔々、とあるコンサートホールを、演奏会のために一日借りた時のこと。

 ホールの使用料とは別に、利用する備品に個別にレンタル料が設定されていて、ヤマハのグランドピアノだと1日3,000円、スタインウェイのグランドピアノだと12,000円と、3倍の価格設定だった記憶があります。

 現在だと、もっと高くなってるかもなー。

 ヤマハだって、良いピアノですけどね。

 でも、見た目からして、格が全然違う。圧倒的な存在感(たぶん、グレードも良いものだと思われますが)があります。

 

 スタインウェイはアメリカ、ベヒシュタインはドイツ、ベーゼンドルファーはオーストリアのメーカーですが、私は地方在住なこともあって、実物を触れたことがあるのは、スタインウェイとベヒシュタインの二つのみ。ベーゼンドルファーは映像とか写真とか、資料でしか拝めたことかありません。

 オーストリアと言えば、それこそ音楽の都ウィーンのピアノなのですから、ベーゼンドルファーの実物は素晴らしいんだろうなーと想像しています。

 『リスト、ブラームス、ヨハン・シュトラウスなど数多くの音楽家に愛奏され、「ウィンナートーン」「至福のピアニッシモ」といわれる美しい響きを継承』と言われているので、その期待は高まります。

 

 コロナが落ち着いたら、ベーゼンドルファー探してコンサートホール巡りしてみたいなー。

 いまの、ひそかな目標です。

只今執筆中

 新作を、試しにいくつか書いています。

 恋愛コメディっぽいのと、現代ファンタジーっぽいのが、いまのところプロットがまとまりそう。

 さいきん、やたらとコメディが書きたくなっています。

 シリアス展開の話ばかり書いていると、メンタルのバランスが片寄ってしまうのかもしれません。それで、本能的に均衡をとろうとしてるのでは……(推測)

 恐らくですが、「天&悪」シリーズを書き上げたら、ロスになると思うんです。私自身が。

 以前から、この作品を書き上げたら筆を折る(小説を書くのをやめる)と言ってたくらい。

 その時は、「そのくらいこの作品に思い入れがあるよ」ということを言いたかったのですが、いざ終わりが見えてくると、その先のことが急に不安になったりします。

 別にプロの物書きでもないので、アイデアが枯渇してスランプに陥ったところで、誰一人困らないのですが、それでも、次に繋がるとっかかりを作っておくことで、確実に訪れるであろう「ロス」に備えたいと考えるようになりました。

 始まりがあれば、必ず終わりがやって来ます。

 逆もしかり。

 すべての終わりは、始まりに繋がるのです。

 私、個人的にこの考えかたがとても好きで、本でも、ゲームでも、映画でも、自分の書く小説でも、こういう結末が本当に好きなのです。

 オチがついて終わる、ではなく、「さあ、これから新しい時代が始まるよ」という、一見、中途半端な終わりかたがね、良いんですよ。極端な話、エピローグというか、後日談的なラストシーンなら、正直要らないと思っちゃう。

 話がそれましたが、とにかくいまは「天&悪」を終わりに向かって集中的に書きつつ、その先も考えつつで、進めていきたいと思います。