更新情報

 天&悪シリーズ最終話「懺悔の章」が、いよいよスタートです。

日々のこと

 なるべく楽しいことを考えよう。

 

 好きなものを食べ、好きな音楽を聴いて、好きな時に眠ろう。

 

 明日一日は、それを許そう。そうしよう。

日々のこと

 『巨星墜つ』という言葉があります。

 偉大な人物がこの世を去ることを意味する表現です。

 

 今まさに、そういった状況に置かれています。

 肉親ではないけれど、自分の人生において肉親以上の圧倒的な存在感を持った、大切な人を失ってしまいました。

 

 この先どう生きていったらいいんだろう。そんなことばかり考えてしまいます。

(死にたいとかそういうことではないです、念のため)

 

 あまりにもその別れが突然だったため、心がついていかないんだと思います。

 コロナの絡みもあり、最後にお会いしたのは昨年の暮れ――ひと月前には全くそんな素振りはなかったのですが、いま思い返すと、病状を隠してあえて元気そうに振舞っておられたんだと気づき、また悲しくなってしまう。

 

 

 どうしてここまで気分が安定しないのか。それには理由があります。

 7年前の2月、ちょうど今と同じ時期に、私は父をガンで亡くしました。

 年末までは体調がすぐれないながらも自宅で余生を過ごして、正月明けて体調を崩しそのまま入院、ひと月後に帰らぬ人となりました。

 

 その時と全く同じなのです。

 病名も、病状も、悪化していった時期も、亡くなったときも、亡くなった年齢までもほとんど変わらず、平均寿命よりかなり若くして生涯を終えたところも一緒です。

 そのため、7年前の記憶がオーバーラップして、私の心をいっそう苦しめているのだと思います。

 

 父親の死自体は気持ち的に昇華されていて、いまも引きずっていることはないんですが、今回のことで、なんか、フラッシュバック的なことが起こっているんでしょうかね?

 

日々のこと

 森 元総理の、女性蔑視ともとれる発言が日本のみならず世界を賑わしていますが……

 一連の流れを、物凄く複雑な思いで見ています。

 私は「される側」のほうですが、心底悔しくても言い返さずに飲み込むこともあるし、鉄の女と化して反論することもあります。

 私も話長くてでしゃばりだと思われてるんだろうな(苦笑)

「女の考えだよな。そもそも男と脳みその作りが違って、視野が狭い」なんて、会議で平気で言ってくる男上司、いますしね。

  初めその言葉を聞いたときは、怒りよりも、大量の疑問符しか浮かびませんでした。

 確かに、男社会と言われる分野ではありますが、女ながらに男性同様の職務についている以上、並みの女性よりはそれ相応にタフだと思っています。

 それでも、前述のように『これだから女はな〜』と、普通に口に出してくる。

 そういう考えの持ち主って、周りが何言っても、変わりません。

 周りに注意する人間がいないのか。

 反対意見を言える人間はいないのか。

 辞めろと言える人間はいないのか。

 周りにも責任がある、そのような論調も見かけますけど……

 反論するのも面倒くさくなってくるんですよ。

 だって、言葉が通じないんですから。

 もちろん、私なんかの狭い世界の話と、オリンピック絡みの世界規模の話では、比べるのもおこがましいですが、自分の置かれている立場が優位であるという『選民意識』、あれホントなんとかなりませんかね?

 私の持論のひとつに、『生徒会長は2年生がやるべし』というのがあります。

 生徒会長はあくまで例え話ですが、要するに、リーダー『役』は、真ん中のポジションの人間が務めるほうがうまくいく、というものです。

 リーダーは、トップではなく中間管理職であるべきです。

 もちろん3年生はそれまでの経験をもとに2年を助けるべきだし、1年はなにも分からないながらも年の近い2年生に付いていけば良い。3年生は神様だけど、2年生は兄姉として付いていきやすいはず。

「まだまだ若いものには負けん」がいちばんたちが悪いね。

 負けていないし優秀かもしれないし経験値もあるのかもしれないけど、次世代に経験値を積ませることも、大切な大切な仕事だと、個人的には思います。

日々のこと

 猛吹雪でホワイトアウトの中(正確には地吹雪)、やっとのことで出勤したのに、午後は自宅待機になりました。

 じゃあ朝から自宅待機でも良いのでは……と思ったり思わなかったり。

 しょうがない。事務所の温度が10℃から上にあがらない。ファンヒーターが追いつかないなんて、年に数度あるかないかですが、今日がまさにその日なんでしょう。

 まあ、私のいる場所がプレハブを改築したような作りの簡易的な事務所なので……気密性ゼロです。外は氷点下なのに。

 あまり早く家に帰ると、家族に『仕事クビになったんじゃ……』と心配されかねないので、適当に寄り道していこうかと思います。

 とりあえず本屋さんに行くかー。

只今執筆中

 小説を書いているときって、たいていテレビをつけっぱなしにしています。

 DVD観るか、ハードディスクに撮りためている番組をチェックしながら……というのが多いです。

 

 最近のマイブームはキスマイの番組。

 キーワード登録して、関係のある番組が根こそぎ録画されているので、最近はもう、そればっか見てますホント。

 

 ジャニーズはそこそこ好きですけど、全員メンバーが分かるのはsexyzoneまで。そんなもんです。

 

 キスマイはめずらしく、メンバー全員好き。全員個性があってそれぞれがちゃんとかっこいい。

 ハードディスクの容量がキスマイでどんどん圧迫されていく……(でも幸せ)

 

 

 そういえば、最近のWindows10のアップデートで、長らく愛用していた執筆ツールのテキストエディタが動作不安定になってしまった……正直、由々しき問題だったりします。

 xp時代から使っていたので、互換性等々、何かしらの問題はあるのでしょうけど……7のときは問題なく使えていたので、悲しい限りです。

 いま、代替ツールを模索中なんですが、コピペの動作がもっさりしていたり、スクロールが遅かったり、納得いくものに出会えません。困ったよ。

 

 Wordは重すぎて使いづらいし、Web執筆ツールはオフラインで作業できないし、執筆だけならポメラもありますが、UP作業などノートPCで作業するときにはどうしてもPC用のソフトがないと……。

 

 もうちょっと探してみよう。切実。

只今執筆中

 なるべくブログは毎日書こうと思ってるんですが、気を抜くとすぐ数日空いちゃう。マズイ。

 やっぱり数年のブランクって大きいですよね。文章書きがド下手になってる。自分がいちばん分かります。

 天&悪「奈落の章」後半は、そのうち改稿が必要だなーと思います(ストーリーの変更ではなく、地の文の言い回しなどの部分)。

 前半と筆致がまるで違っていると、客観的に見て思います。

 でも、いまは直しません。

 先に進むことを優先させます。

 この先↓、若干のネタバレあります。注意。

 もうすぐ始まる「懺悔の章」は、「奈落の章」の五年後から始まります。かなりの時間が空くので、もう一個、短い断章を挟もうかと思案中です。

 それか、番外編として、本編が終わったあとに書き加えるか……悩みどころです。

 でもこうやって、創作であれこれ悩んでいるときがいちばん楽しい。産みの苦しみでもありますけどね。

 現実世界ではまあまあ仕事が忙しかったりするのですが、コロナ絡みでの時差出勤や期末の有給消化などで、細々と変な時間に空きができるので、嬉しいんだかなんなんだか……。

 調子こいて他所様のWeb小説を読みまくったりしてますが、皆さんすごい手練ればかりで、圧倒されまくりです。

 精進しよう……(*_*)

日々のこと

 Windowsのアップデートが異常に長くて、昨夜は小説書きが全くできなかったー。

 寝る前に設定しとけばよかったんだけど、つい、今すぐ更新ボタンを押しちまった。

 起きてPC確認したら、見た目が変わっている……そりゃ時間がかかるわけだよ。

 

 せっかくの小説書き日和(?)ですが、今日はこれからマイカーの洗車に出かけます。ディーラーに。

 私、本当に車を大切にしないというか、「乗れれば外見なんてどうでも良い」という考えなので、洗車は点検ついでにディーラーでやってもらうもの、という認識です。

 つまり、半年にいっぺんしか洗わない。それが今日!(でもメンドクサ…)

 

 私は自分の車が多少汚れていてもなんとも思わないのに、若手の部下(男)たちが私の車を見るに見かねて、職場で手洗いしてくれたりします。

 私が要求してるのではありません、念のため。

 

 ちなみに、現在の相棒はトヨタCH-Rの白黒ツートン。去年AURISから乗り換えました。

 白は初めて乗ったけど、まー汚れが目立つねー、気にしないけど。

 でも若い衆は気になるらしい。週一で「……洗わないんスか?」と突き刺すような眼差しを向けてくる始末。

 

 ……いやいや。その辺の人なんて、他人の車が汚れてようが全然気にしてないから!

 

 というわけで、洗車に行ってきます。

 これで午前の予定は丸潰れ~(涙)

只今執筆中

 「天&悪」本編および番外短編で、キャラクターたちが演奏している曲や、会話の中に出てくる曲のお話です。

 

 クラシック音楽と一口に言っても、それこそ誰でも知っているメジャーな大曲もあれば、音源すらほとんど存在しない超マイナーな曲まで、星の数ほど存在しています。

 あくまで個人的な基準ですが、作品の中で使う曲は、あえてメジャーなものをチョイスするようにしています。

 曲名とタイトルが一致しないこともあるでしょうが、とりあえず「曲名は聞いたことがある」というもの、もしくは「音源が膨大にあって、容易に聴くことができる・購入できる」とか、そういうものを選んでいます。

 

 「宿命の章」「夢幻の章」は、ピアニストの高野と稲葉が出てくるので、必然的にピアノ協奏曲が採用されました。

 使用したのは、

 ベートーベン ピアノ協奏曲第5番

 シューマン ピアノ協奏曲イ短調

 グリーグ ピアノ協奏曲イ短調

 

 超メジャーな3曲です。

 その他、メジャーどころで言ったら、ショパンの1番2番、リストの1番2番、ラフマニノフの2番、ブラームスの2番、チャイコフスキーの1番あたりでしょうか。

 まあ恐らくですが、ピアニストの高野は半年に一回、芹響と共演している設定なので、作中に出ていないところで弾いていると思われます。

 稲葉はどうかな……いまだに、かたくなにショパンだけは弾かないでいるかもしれませんね。そもそも、孤高のピアニストなので、協奏曲よりは、単独でピアノソナタを弾きまくっているような気もします。

 

 「奈落の章」では、ヴァイオリニストの羽賀真琴さんがゲストキャラだったので、必然的にヴァイオリン協奏曲をチョイス。

 実際、これはすごく悩みました。どの曲にするか。

 富士川(過去)と鷹山(今回)が弾く曲ということで、私蔵のCDを大量に聴きまくって、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲にしようと考えたりしました。

 富士川が弾くなら「ボリス・ベルキン」風、鷹山が弾くなら「ヤッシャ・ハイフェッツ」風だろうと、その奏法まで設定してみたり。

 でも、原稿を書き進めていくうちに、プロコフィエフでは弱いんでははないかと(実際は超・名曲です)思い至り、最終的に、チャイコフスキーが採用されました。

 

 

 ここで、現在進行中の新章「懺悔の章」の話なのですが、いまだに作中で使用する曲が決まっていません。

 ものすごく迷っています。

 思い切って、オペラでも上演しようかと思ったり……さすがにそれは無茶だ。原稿300枚じゃ収まらん(怖)

 でも、せっかくの最終章なので、「声楽」を取り入れたいなー……と、思案中です。

クラシック音楽マニア

前回のオット・オルソン「詩篇110番」に味を占め、再び珠玉の音楽に出会うネットの旅に出かけることにしました。

 

今回もまあまあの難題。クラシック音楽としては新しい部類でしょうかね。

 

 

作曲者 John Rutter(ジョン・ラター)

曲名 Gloria

 

 

ジョン・ラターは、イギリスの作曲家で、まだご存命です。

 

グロリアは、ミサ曲の6曲の中の2曲目ですね。

 

ミサ曲は一般的に、

『キリエ』(憐みの賛歌)

『グローリア』(栄光の賛歌)

『クレド』(信仰宣言)

『サンクトゥス』(聖なるかな)+『ベネディクトゥス』(誉むべきかな)

『アニュス・デイ』(平和の賛歌)

の5(6?)曲で、歌詞(典礼文)は必ず同じです。

 

ミサ曲は、それこそバロックから古典派ロマン派現代音楽に至るまで、膨大な数が存在します。

一人の作曲家でも「ミサ曲第○○番」とか、たくさん作られていたりしますし。

 

ロマン派以降は、ミサ用ではなく、演奏会用の大曲が作られるようになったようです。

ベートーベンの「ミサ・ソレムニス」あたりは有名ですね。

シューベルトのミサ曲6番とか、ブルックナーのミサ曲3番とかあたりも、なかなかの大曲。

個人的には、ロマン派ではシューマンのミサ曲が好きですね。

 

前述のミサ曲の構成の中で、2曲目の「グロリア」は、栄光の賛歌と言われるだけあって、どの作曲家の作品でもその曲調は明るく輝かしい雰囲気のものがほとんどです。

で、グロリアの最後は「アーメン・コーラス」と呼ばれる部分で締めくくられます。

 

 

で、話をだいぶ戻しますが、ようやく本題です。

 

ジョン・ラターのグロリアですが、これはミサ曲ではなく、「グロリア」単体の曲です。

演奏会向けだから、それでいいんでしょう。

時代でいったら、クラシック音楽の中でも「現代音楽」に分類されるんでしょうか。

 

もうこれは、百聞は一見に如かず、です。まあ、『一見』ではなく『一聴』ですけど。

 

もう、ミサ曲だとか、クラシック音楽だとか、そういう概念が通用しない。

ポップで変拍子の嵐。いや、基本はクラシックなんでしょうけど……これ、歌ってる人は絶対楽しい曲だと思います。

難易度は高いけど、仲間を集めてハモりたくなる。チャンスがあるなら私も歌ってみたいぞ。

そして、最後のアーメンコーラスからのフィナーレが秀逸。というか、なんか知らないけど、毎回笑っちゃう。

 

ジョン・ラターの才能が凄すぎて、驚嘆を通り越してもう笑うしかない……という感じです(意味不明)

でも、聴けば分かります。このグロリアはとにかくスゴイ。

 

最後の最後、数秒の空白は、聴いているこっちが緊張してしまいます。で、またスゴ過ぎて笑っちゃう。

 

わたし的に、クラシック音楽で笑っちゃうのって、この曲だけな気がする……(そのくらい好き)