魅惑のクラシック音楽(4)

 世界のピアノメーカーの御三家、と呼ばれているのが

 

 スタインウェイ

 ベヒシュタイン

 ベーゼンドルファー

 

 この中で、「天&悪」の作中に登場しているのは「スタインウェイ」と「ベヒシュタイン」です。

 スタインウェイのピアノは、結構、コンサートホールで導入されているので、意識的ではなくても、見かけたことのある方は多いと思います。

 そういえば昔々、とあるコンサートホールを、演奏会のために一日借りた時のこと。

 ホールの使用料とは別に、利用する備品に個別にレンタル料が設定されていて、ヤマハのグランドピアノだと1日3,000円、スタインウェイのグランドピアノだと12,000円と、3倍の価格設定だった記憶があります。

 現在だと、もっと高くなってるかもなー。

 ヤマハだって、良いピアノですけどね。

 でも、見た目からして、格が全然違う。圧倒的な存在感(たぶん、グレードも良いものだと思われますが)があります。

 

 スタインウェイはアメリカ、ベヒシュタインはドイツ、ベーゼンドルファーはオーストリアのメーカーですが、私は地方在住なこともあって、実物を触れたことがあるのは、スタインウェイとベヒシュタインの二つのみ。ベーゼンドルファーは映像とか写真とか、資料でしか拝めたことかありません。

 オーストリアと言えば、それこそ音楽の都ウィーンのピアノなのですから、ベーゼンドルファーの実物は素晴らしいんだろうなーと想像しています。

 『リスト、ブラームス、ヨハン・シュトラウスなど数多くの音楽家に愛奏され、「ウィンナートーン」「至福のピアニッシモ」といわれる美しい響きを継承』と言われているので、その期待は高まります。

 

 コロナが落ち着いたら、ベーゼンドルファー探してコンサートホール巡りしてみたいなー。

 いまの、ひそかな目標です。