魅惑のクラシック音楽(5)
小説内で使用するBGMを探しながら、膨大なクラシック音楽のCDをパソコンに取り込む作業を、わずかずつ進めています。
その理由は、実に単純なことなのですが、昨年買い替えたMY車に、円盤入れるところがないからです。
私的には結構な衝撃で、しかもデッキを後付できない仕様という。でも、それが時代の流れなんだって。
スマホつなぐか、Bluetooth機器で飛ばすか、そんな使い方らしい。
前の車はCD・DVDもOKだったし、SDでも聴けたし、もちろんBluetoothも繋げたし、音楽に関しては何の不自由もなかったので、CDに関してはそのまま持ち込んで聴くことが多かったのです。
でも、それが出来なくなってしまった。悲しい。
ということで、Walkmanに地道に移す作業をしてるのですが、これが遅々として進まない。
「いまどきCDなんて。古い曲もスマホで聴けますよ。それつないで、車で聴けばいいだけですから」と言われるのですが、クラシック音楽はね……ベートーベンの第九だけでも7枚あって、その違いを楽しんで聴くような人間に、「スマホで~~~」は通用しないんだってことを、理解してくれ、ディーラーのマイ担当さんッ。
ぐちぐち言ってても伝わらないので、とりあえず前向きに対処しようと、このありさま。悲しい(2回目)
今日のノルマはとりあえず3枚。取り込みながら、ついつい鑑賞もセットで。
久しぶりに、ショパンの幻想曲を。私の敬愛するクリスティアン・ツィマーマンの演奏です。ブラームスの協奏曲2番とドビュッシーも録音されている豪華な2枚組アルバムです。
次はこれまたツィマーマンの、ベートーベンピアノ協奏曲3番4番。5番のほうがメジャーですけど、私は結構3・4番もお気に入り。
余談ですが、ピアニスト高野和久のピアノ演奏のモデルはこの人です。
ついでに稲葉努はマウリツィオ・ポリーニをイメージしています。
どちらもショパンコンクールの覇者ですね。同じ天才でも、そのテイストはまったく違います。
そして、本日最後はマーラーの交響曲第2番「復活」です。
マーラーの交響曲って、声楽が入るものがあるのですが、これはその一つですね。それにしても……いつ聴いても壮大なオーケストレーション。素晴らしい。
私見ですが、マーラーの交響曲って、演奏の力量が如実に表れると思うんですよ。
このクラシック音楽好きな私が、唯一居眠りをしたことがあるのが、某アマチュア演奏団体のマーラー交響曲5番でしたね。
あまりにも壮大すぎて、演奏が未熟だとまとまりがなくなる――のかもしれません。