魅惑のクラシック音楽(2)

 そもそも、どうしてこの記事カテゴリを作ったかというと……。

 とある合唱曲で、私が心の底から美しい音楽だと思っている作品があるのですが、マイナー過ぎて作品名もうろ覚えで、でも曲だけは頭の中に鮮明に残ってるという状態のものがありまして。

 どうにかして、その曲をもう一度聴く術はないものかと、ずっとモヤモヤ引っかかっていました。

 

 それを今日、ようやく、本当にようやく探し当てることができたんです!

 

 結論から先にお知らせしますと、これ。

 

作曲者 Otto Olsson (オット・オルソン)

曲名  Psalmus CX (詩篇110番)

 

長年たどり着けなかった理由はいくつかあります。

① オットではなく、オットー・オルソンと覚えていた(オットーと表記しているところもあるので、間違いではないと思いますが…)

 

② オット・オルソンはPsalmus CXX (詩篇120番)の方が比較的メジャーで、そちらの音源はまあまあ存在している。

 

 そうなんです。

 私は「オットー・オルソンの詩篇ナントカ番、という曲」という曖昧な覚え方をしていたため、YouTube探してみて、120番を聴いて「これじゃない……」と、ずっとモヤモヤしていました。

 

 ネットで調べても、オット・オルソンの作品一覧も見つからない。

 私が作品名を間違って覚えていたのか、そもそも、私がいちばん美しいと思っているその音楽は、この世に存在していなかったのでは?? とさえ思えてきて。

私の頭には、ハッキリとその旋律が刻み込まれているのに……。

 

 それでも諦めきれずに、記憶を頼りに様々な方面からアプローチし、たどり着いたのが「詩篇110番」でした。

 

なんと言うか……私の記憶も、思い違いというほど離れたものではなかったし、いまの時代、ネットで検索すればなんとかなるはずなのに、たどり着くのにこんなに苦労するとは思いませんでした。たぶん10年は探してたので。

 

YouTubeで、きれいな演奏の音源があったので、今日一日ずっとそれを聴いていました。

が、しかし。あまりにも音源が少なすぎる。

輸入盤でも、中古でもいいから、CD見つけたいなー。ダウンロード販売でもどこかでしてないかな。多少高くても買いまっせ。

 

 オーケストラ曲も、ピアノ曲も大好きですが、声楽曲(特にクラシック音楽の合唱曲)の美しさは筆舌に尽くしがたく、圧倒的だと思います。

(日本の合唱曲も良いけど、それはまた別物)