魅惑のクラシック音楽(1)

 新しい謎カテゴリを作っちゃいました。

 

 ま、たいして需要はないと思いますが、備忘録も兼ねて、好きなクラシック音楽を語るだけのコーナーです。

 

 

 私、学生時代はずっと合唱をやっていて(小学校~大学)、特に大学時代はコンクールで全国大会に出るような(当時)サークルだったので、音楽にかぶれている仲間がたくさん集まっていました。

 クラシック音楽がより好きになったのも、大学時代の仲間たちの影響です。

 楽しかったなー。オペラにも出演したしね(もちろん、その他大勢の合唱要員)

 

 本番さながらのリハーサル(ゲネプロ)なんか、面白いことだらけ。

 

 役のあるソリストの歌い手さんたちは、本番では堂々ときらびやかな衣装着て歌ってますが、ゲネプロでは、自分の出番来るまで客席でいびきかいて寝てたりするし……そろそろ出番です! とタイムキーパーさんが呼びに行くと、あわてて起きてステージへ走って行って、寝起きなのにいきなりアリアをフォルテシモで歌っちゃったりする。

 

 よく喉がつぶれないな……というか、緊張しないんかい! と思わずツッコミたくなる。さすがはプロの歌い手さん。

 もちろん、その方が特殊例だとは思いますが(ひげもじゃの、クマのようなバリトン歌手さんでした)

 

 あと、ゲネプロは衣装だけ本番と同じように着てやるんですけど、ヘアメイクは本番当日のみの一発勝負。

 当日はそれこそ宝塚風の舞台メイクして、巻き髪セットをされるんですが、その他大勢の学生は朝からメイクされるんですよ(ソリストさんたちは午後から)

 しかもその状態で、夕方の開演までそのままでいなくちゃいけないんです。

 その宝塚のような格好のままみんなで、コンビニへ昼食を買いに行って、店員さんに驚かれたり(当たり前)、今となっては懐かしい思い出です。

 

 そうそう、テノールの歌手さんだけ、本番でブロンドのロン毛のカツラになってて、しかもゲネプロまでしていた眼鏡をはずされていたので、本番始まる舞台袖でその人が誰だか分らず、「これから本番なのに、まさかの新キャラ追加の演出??」とエキストラたちがざわついたりしてましたねー。

 

 ちなみに、その時の演目はプッチーニの「ラ・ボエーム」。

 主な男性の登場人物は4人。

 

 なので、エキストラ仲間たちと消去法で、「マルチェロはあっちにいた。ロドルフォもそこにいた。コリーネではない(前述のクマ男)。つまりもう一人のあいつだ!!」

 

 でも、名前が出てこない。

 

 そう。

 マルチェロも、ロドルフォも、コリーネも、歌の中で、お互いを呼びあうようにして名前が出てくるんです。

 だからすぐに名前が覚えられたんですが、その金髪巻き毛の役だけ、歌の中に名前が出てこない。なんでだー。

 で、あとからパンフレットで確認して、ようやく覚えました。

 

 眼鏡のシュッとしたお兄さん……君の名は「ショナール」だ!

 

 ただ、いまだに彼の役回りが、いまいち分からない。

 エキストラが出るのは第2幕だけでなので、そのほかの幕は大まかにしか分からないんです。

 練習したのも第2幕だけだったし……でも、その第2幕だけは、今でも歌えますよー。

 

 しかし、ロドルフォが結構出ていたのは覚えているのですが、ショナールは……?

 

 あとでネットで調べて、復習してみよう~。