いまさらながら、再確認。
ここ数日、たわむれに、「五年前の、音楽監督の交代劇」の一幕を、水面下で書いてみたりしていました。
もちろん作者の私は、その時に何があったかというのは箇条書きみたいにして頭の中にあるのですが、実際文章に起こしたらどんなもんかと思って。ほんのたわむれに、です。
鷹山が富士川のヴァイオリンを拝借して演奏会に臨んで、そのあと、楽器を返しに直接富士川に会いに行く――というシーンです。
本編ではあえてその部分、一切触れておりません。
オーナーが「二人が話し合って決めたことだ」と華音に説明してるだけですね。
で、そのシーンを簡単に書いていると、なんだか自分が当初考えていたものとは違ったものになりました。
原因は鷹山です。
そう、この男は作品タイトルの通り、「天使」であり「悪魔」でもあるんですよね。ある意味狂ってるから、サイコパス的な部分も持ち合わせていたりする。その片鱗は、本編の随所に現れていますしね。
違うものになったとはいえ、当初考えていたこの先のストーリーに大きな変更はありません。
でも、少しだけ、エピソードを入れ替える必要があるのかな……と。
特に次回更新予定のところ。
個人的には、「懺悔の章」での唯一のほのぼの話の回(?)の予定だったのですが、鷹山的にそんなことはないよな……この状況、あいつがいつまでも黙っているわけがないよな、と。
ほんの少しだけ、暗躍してもらうことにしました(謎)
というか、この作品でいちばん暗躍しているのは、赤城麗児という青年実業家、あなたです!(断言・でも便利だから好き☆)