作風のルーツを考えてみると。

 最近、自分の作風のルーツってどこにあるんだろう? と考えています。

 

 このサイトには現在4作品(シリーズ)だけ置いていますが、その昔は「近未来コメディ」「家族コメディ」「宮廷恋愛コメディ」といった、ギャグ要素が強めの作品なども書いていました。というか、そっちがメインでした。

 

 そんな「どコメディ」を書く私が、禁断の愛憎劇を書いたり、青春恋愛ものを書いたりしているわけです。

 頭の中、どうなってるんだよ? って話です。

 

 要するに、「こういうジャンルの作品が得意で、それを好んで書いています」というのを、胸を張って言えないんですよね。売りがないというか。結果的に、「節操のない物書き」ということにしていますが。

 

 かといって、すべてのジャンルをまんべんなく書くかと言われれば、そうでもないので、突き詰めていけば、パターンが見えてくるのかなー、なんて考えた次第です。

 

 

 というわけで、今回は、過去から現在に至るまでの「読書傾向」から考えてみました。

 

 私が自分で気に入って初めて買ってもらったマンガ本は、スパイアクションコメディでした。コメディというか、完全ギャグ。

 坂東江利子さんの「俺は名探偵」というコミックスです。大元の作風ルーツはここだと思います。ほかには「エチエンヌシリーズ」「有閑倶楽部」とか。恋愛要素は、あってもおまけ程度でいいです。

 最近の作品で言ったら「SPY×FAMILY」「銀魂」とか、映画で言ったら「グリーン・ホーネット」(2011)とか、コメディ色の強いアクションものは間違いなく好きですね。

 

 高校時代、青春純愛ものを好んで読むブームがありました。そういえば。

 エロ要素が一切ないやつ。家庭環境が複雑で、三角関係で、不治の病で最愛の人が死んでしまうとか、お涙頂戴のテンプレ作品(ひどい言い草)を、感情移入全開で読んでたなー……。そういう年頃だったんでしょう。ええ。

 

 そのあと、ミステリーにどっぷりつかる時代へ。島田荘司、綾辻行人、京極夏彦、有栖川有栖、麻耶雄嵩……あと、金田一少年の事件簿。もともとミステリーは好きでしたが、集中的に読んでいたのはこの頃。

 

 

 ……と、ここまで長々と書いてきて、私の作風について影響を与えたものが何となく見えてきたのですが、唯一「記憶の中の天使と悪魔」の、禁断の愛憎劇要素が、読書傾向からは見つからずじまい。

 映画でいったら「スターウォーズ」エピソード1~3とか、「promise -無極-」とか、そういう壮大な群像劇が好きなので、何らかの影響はどこかにあると思いますが……

 

 結果、「節操なしの物書き」は、しょせん、節操なしに影響を受けている、です。なんだかな。